子どもの居場所を知りたいけれど、スマホを持たせるのはまだ早いと感じる場合、キッズケータイ・GPS専用端末・格安SIMを入れた古いスマホという3つの選択肢があります。この記事では、月額料金・できること(位置情報・通話・メッセージ)・電池の持ちという軸で、各社の公式情報にもとづいて比べます。

比べる条件を先に決める

  1. 月額料金: 本体機能の月額と、位置情報の確認に別料金がかかるかどうか
  2. できること: 位置情報の確認・通話・メッセージのそれぞれが使えるか
  3. 電池の持ち: 充電の頻度に直結する
  4. 端末: 新たに専用端末の購入が必要か、家にあるものを使えるか

3つの選択肢を比べる

方式月額の目安(税込)位置情報通話メッセージ電池の目安端末
キッズケータイ(ドコモの例:SH-03Mなど)キッズケータイプラン550円+位置情報を使う場合はイマドコサーチ330円(計880円)イマドコサーチに加入すれば確認可(別料金・現在は月額330円)家族間無料、家族以外は30秒22円SMS・+メッセージが無料で利用可連続待受約350時間(SH-03Mの公式スペック値。使用状況により変動)専用端末の購入が必要
みてねみまもりGPSお知らせボタンモデル528円/トークモデル・トークPlusモデル748円標準搭載(現在地と3か月分の移動履歴を確認可能)通話機能はなし(トークモデル・トークPlusはボイスメッセージのやり取りのみ)トークモデル・トークPlusのみ利用可省エネモードでお知らせボタンモデルは最大約2か月、トーク系モデルは最大約3週間専用端末(別売り)が必要
格安SIM+家にあるスマホ(例:IIJmioギガプラン2GB音声通話SIM)850円(通話は別途30秒11円)標準の位置情報共有機能などを使って別途設定・確認する必要がある通常の音声通話が可能SMS・通常のメッセージアプリが利用可能使うスマホ本体の電池性能に依存する家にある古いスマホを使える場合がある

条件ごとの結論

  • 通話でのやり取りも重視したい人: キッズケータイのように音声通話機能を持つ選択肢が向いています。ただし位置情報の確認には別料金がかかる場合があるので、合計額で比べてください。
  • まず位置情報の確認だけで十分で、電池切れの心配を減らしたい人: みてねみまもりGPSのような専用のGPS端末が向いています。通話機能がない、またはボイスメッセージのみである点は事前に確認してください。
  • 家に使っていないスマホがあり、将来的にスマホへの移行も見据えたい人: 格安SIMを入れて使う方法が向いています。位置情報の確認方法は端末やアプリの設定によって自分で用意する必要があります。

選ばない場合の結論

すでにスマートフォンを持たせていて、標準搭載の位置情報共有機能などで足りている場合は、新たに専用の見守り端末を追加する必要はありません。

学校への持ち込みについて

学校への携帯電話・スマートフォンや見守り用GPS端末の持ち込みについては、学校や教育委員会ごとに取り扱いが異なります。持たせる前に、通学先の学校の規則を確認してください。

よくある誤解

  • 「GPS端末なら通話もできる」: みてねみまもりGPSのように、従来の通話機能を持たず、ボイスメッセージのやり取り(トーク機能)のみに対応する端末があります。通話が必要な場合は、対応するモデルかどうかを事前に確認してください。
  • 「キッズケータイは位置情報も月額料金に含まれている」: ドコモの例では、位置情報を確認する「イマドコサーチ」はキッズケータイプランとは別料金(月額330円)のサービスです。
  • 「格安SIMは子ども向けの見守り機能がついている」: 格安SIMのプラン自体には見守り機能はなく、スマートフォン本体の位置情報共有機能や、別のアプリを組み合わせて利用する必要があります。

出典

(いずれも2026年9月26日に確認)